わ行
■サケツバタケ(写真をクリックすると写真が拡大されます)Photo by Hanagasa
モエギタケ科モエギタケ属Stropharia rugosoannulata
 春から秋、道路沿いの草地、あぜ道、有機質の地上に好んで発生する。自宅近くの公園に、間引きした木をチップにして敷き詰めた遊歩道がある。じつは、この散歩道こそが私にとってのサケツバタケ畑なのだ。夏の暑い時期をのぞけば、繰り返し何度でも発生する。なにしろ大型になりがちなキノコで、一本で数人分の料理になることも珍しくない。しかもしばしば大群生するのだ。おまけに大変おいしいときては、まさに言うこと無し!傘の径は8センチから20センチ、丸山形から偏平に開いて、赤みがかった茶褐色、のちに灰褐色となる。湿っているときは、やや粘性がある。ヒダは白色のち帯紫灰色となり、ついにはほとんど黒色になり、柄に直生、やや密。柄は太さが径3センチにおよぶ事もあり、高さも15センチぐらいは珍しくない。星形にさけた厚めのツバがあり、なによりの特徴であるとともに、名前の由来もなるほどと、うなずける事だろう。ときに小型のものもあり、これもサケツバタケ?と迷ってしまうことがあるが、ツバと群生する特徴で同定出来る。味は良く、きわめて歯切れがいい。特に酢の物は絶品で並ぶもの無し、と言っても過言ではない。脂肪、淡泊どんな料理にも向く。ただし、老菌で傘うらが黒くなったものは茹でこぼすと良い。きれいに白くなるので見た目にも良いし、味をそこなう心配もあまりない。従って、保存法は塩蔵でも良いし、乾燥、冷凍でも良い。料理方法はかなり広いタイプですが、避けたほうが良い料理がいくつかあります。和風料理では炊き込み御飯、洋風料理ではコンソメ,ポタージュ,ピラフなど、中華料理ではチャーハンなどはあまりあいません(∋_∈)食材を生かして料理する事は基本ですが、サケツバタケの持ち味は歯ごたえの良さです。大いにオリジナル料理にチャレンジしてみて下さいV(^-^)V