わ行
■キツネノチャブクロ(写真をクリックすると写真が拡大されます)Photo by Hanagasa
ホコリタケ科ホコリタケ属Lycoperdon perlatum PERS.
 足で踏みつけると茶色の煙が出るキノコ、といえばおわかりになる方が多いでしょう。林の中、道端、畑地などに群生するこのキノコ、子供の頃に蹴飛ばしたことありませんか?あれはキノコ、だったのか、とおっしゃる方もいらっしゃる事でしょう。そうなんですこれもキノコ、しかも食茸なのです。あるテレビ局の友人は、とてもこのキノコを気に入ってくれている。美味しいだけでなく、体調がとても良くなるのだと言う。そんな即効性のある薬効果成分があるかどうかはともかく、我が家ではほとんどいつも保存してあるキノコだ。味にくせはなく、食感ははんぺんに似ている。夏から秋、結構長い期間くり返し発生、同じ場所に出ることが多い。まるい頭部と茎の2つの部分からなり、はじめ白色、のちに灰褐色から茶褐色となる。表面に粒状の小さな突起がある。このキノコは若いものを選ぶのだが、その見分け方は外見だけではわからない、いくつか割ってみて、中が白いものを選ぶことがポイントなのだ。少しでもベージュがかっているものは避けた方がよい。又このキノコは傷みが早いので、採ってきたらすぐにボイルしておこう。せっかく若くて良い状態のキツネニチャブクロを採ってきても、しばらく放置しておくと変色してしまうので注意が必要である。熱湯を通し、表皮をむいて料理するのが一般的だが、皮付きのほうが通の食べ方といえよう。バター炒め、すき焼き、けんちん汁等が良く合うが、特におすすめはホワイトシチューである。とにかく究極の味といえるだろう。すまし汁や酢の物にもよくあうが、こちらの料理では皮をむいたほうが良い。保存法は塩漬け。(料理法保存方法は多野亮先生のご指導を得ています。)
ホワイトシチュー