わ行
■マツオウジ(写真をクリックすると写真が拡大されます)Photo by Hanagasa
キシメジ科マツオウジ属Lentinus lepideus(Fr.)Fr.
 マツオウジは私の大好きなキノコだ。もちろん高い評価をしているわけであるが、その一は特筆すべき個性あふれる味と香り、なんともさわやかな樹脂香が良い。その二は歯切れと舌触り、まさに山のあわびと呼ぶにふさわしい。そのコリコリ感はたとえようもない歯ごたえと言えるだろう。その三はじょうぶでくさりにくいこと、これはキノコに親しむほどに、そのありがたみがわかってくる。しかし、私てきには更に良いことがマツ才ウジにはあるのだ,それはこのキノコ、付焼きが大変うまいことである。それがどうして?とおっしやる声が聞こえてきそうですが、答えは究極のノーカロリーごちそうだからと言いたい。皆さんもおもいあたるでしょう。おいしい食べ物というと、たいがいカロリーが心配になりませんか?良く考えてみて下さい。ノーカロリーのおいしいごちそうって、いくつ思い浮かびますか?そうなんです、ただ単にカロリーのない食品はいろいろあるでしょう。しかし料理は、カロリーをあまり気にすると、ごちそう作りにつながらない結果になりがちなものです。キノコだって例外ではありません。そうした理由もあってマツオウジの付焼きは、マツタケ焼きと並び称されて良いとおもう。さしずめダイエットおつまみ部門、東西の横綱と拍手を送りたい。初夏から秋、おもに松やその他の針葉樹の切り株、倒木に発生。一キロぐらいの収穫もしばしばある。傘の径は5〜30cm、丸山形からのち漏斗形になる。黄色茶色、繊維紋とササクがある。傘の縁が鋸歯状になることが多い。茎は10cm内で太さは径2cm前後、かなり大型になりやすいキノコである。ときに一本で数人分の料理が作れる二ともあるほどだ。またくりかえし、何度も発生することが多い、良いこと尽くめのキノコである。料理は豆腐汁、すまし汁、すき焼き、天ぷら、フライ、炊き込みご飯、など広い。保存は塩漬けをさけたい。私は乾燥保存しているが、もっと良い方法を模索中でもある。
(料理法保存方法は多野亮先生のご指導を得ています。)