わ行
■エノキタケ(写真をクリックすると写真が拡大されます)Photo by Hanagasa
キシメジ科 エノキタケ属(食)Flammulina velutipes(curt.:Fr.)Sing
 傘の径2〜10cm、初め半球形から平らに開く。表面は粘着性強く、黄褐色〜栗茶褐色。
ヒダはやや疎で白色〜淡黄色、柄に上生又は湾生する。柄は2〜10cm、軟骨質で表面は黄褐色〜暗褐色、上部は淡色で下部は黒まり、細毛におおわれビロード状、中空である。<晩秋〜冬〜春、エノキ、コナラ等種々の広葉樹の枯れ幹>、切り株に重なり合って群生する。エノキタケの栽培品しか知らない人には野生の本物を見つけても、おそらく気づく人は一人としていないだろう。形も色も個性も何ひとつ両者を結ぶ特徴がないからだ。売られているものはエノキタケのもやし、という考え方が適当かも知れない。
姿だけでなくエノキ本来のぬめりある舌ざわり、甘い香り、コクのある味、何ひとつ野生のものには遠く及ばない。エノキタケは大変生命力の強いキノコで、冬でも雪をかぶって成長する。又、木株上でカラカラに干涸びたものでも水につけるとプルンとしてしまう。繊維分を野菜の数倍も含み、成人予防にも効果があり、健康食品としても一球の食菌である。この良い事づくめのエノキタケが遠い存在かと言うと、これが意外に身近すぎる程身近なのだ。私とエノキタケの出逢いのエピソードは数知れないが、ゴルフ場、近所の公園、信号待ちしてた道路沿いの値込み(植え込み)内、と言った具合で予期しない群生を見つけて、さすがに戸惑ってしまった事がある。きわめつけは自宅の駐車場の横にあるふたつの木株だ。その小さな方の木株にエノキタケが発生し、手の平にいっぱい程の量が秋から春にかけて、5回以上は収穫が出来るのだからおどろく。それが二年続いている。秋に見つけたら雨のあと等に、次の年の春までは注意して見守るべきだ。少なくともその間は数回発生する事が多い。
 エノキタケを栽培するならば、ぜひ原木栽培にチャレンジしてみましょう!オガクズビン栽培で薄暗い環境で栽培した白くてヒョロヒョロしたエノキタケとはまるで違う味わいは感動ものですよ?!『キノコ種菌メーカーにお問い合わせ』傘のぬめりとほのかな甘み、歯切れは絶賛に値します!!しかしながらその個性の強さゆえ、料理方は苦手も少なくないので注意して下さい×和風料理は幅広く対応しますが、炊き込み御飯は向きません×××先ずは味噌汁やお吸い物で天然.原木栽培エノキタケの実力を堪能しましょう!豆腐汁にする場合=さきに醤油.酒.で味付けし出汁を煮立て、エノキタケをいれ豆腐をうすめにスライスしながら入れて下さい【オタマですくいながら削り取ってもよいがさいのめぎりはやめましょう】煮立ってきたら椀に盛り、三つ葉を散らします。空炒め=フライパンで軽く炒め、醤油と酒で好みに味付けたのち、冷やしてから大根おろしにかつお節をかけてどうぞ!酢の物,和え物,鍋料理,はまさに本領発揮☆☆☆天ぷらもグッド!布きんで水気をとり、小麦粉を振りかけてから衣をつけて揚げます。佃煮は醤油,砂糖,酒,みりんで煮て沸騰したらアクをとり、とろ火で汁がなくなるまで煮詰めて下さい。なかなか珍味ですよ?洋風では煮込みやマリネがオススメで☆コンソメ,ポタージュはあいません×が中華風スープは相性バッチリ◎あんかけ,ホイル焼きもエノキタケの旨みがいかんなくひきだせますよ☆それにしても雪をかぶって成長する冬のキノコエノキタケ!?並々ならぬ滋養効果がたっぷりありそうですよ(^O^)