わ行
■ムジナタケ(写真をクリックすると写真が拡大されます)Photo by Hanagasa
ヒトヨタケ科 ナヨタケ属(食)P.velutina(Pers.)Sing
 なんとも変な名前をつけられたものだが‥このような動物の名前のキノコはいくつかある。キツネタケ、イタチタケ、ムササビタケ等、命名の理由は良くわからない。かなうなら名前をつけた人にどんな理由で名ずけたのか聞いて見たい気がしないでもない。しかしこのムジナタケはいささかそんなイメージがあるかもしれない。傘のかんじが特にムジナっぽいかな?なんにしてもこの見てくれでは毒キノコと思われるであろう。ヒトヨタケ科ナヨタケ属は8種あるのだが、そろって有機質の基盤から発生するのでなおさら食タケとはとても思えない。このキノコを食べたならかなり上級者に近ずけるかも?!ハラタケ属やヒトヨタケ属と同様にナヨタケ属も生長が進むと傘うらのヒダが黒変してしまう。食用には早い時期のキノコを選ぶ事がポイントなのだ。茹でてからニンニクバター炒めにするのが私の定番メニュー!これはなかなかいけますヨ夏から秋、路傍や草地、藪地から林内に群生。傘の径5〜10センチ、鐘形からのち開いて丸山形になり表面は茶褐色。繊維状の鱗片におおわれる。若い時は傘のふちに綿毛がある。肉は帯黄色、ヒダは密、暗褐色からのち黒ずんで柄に直生または湾生。柄は高さ3〜10センチ、太さ3〜10ミリ。傘と同色、上部に綿毛質、不完全なツバがある。味、匂いは温和。油炒め、天ぷら、フライ等脂肪質があうがカレーの実も捨てがたい一品である。
(料理法保存方法は多野亮先生のご指導を得ています。)